ボギ蔵日記

アラフォー薬剤師の何気ない日常の出来事と、自分の薬学の勉強の記録

昨年亡くなった祖父が夢にでてきた。

幼いころ両親が共働きで、いつも自分の面倒をみてくれた祖父。
今年は祖父が亡くなってから初めての正月。
毎年のように大晦日に祖父の家に泊まり、年をあける。
今年もそうした。
離れて住んでいるせいか今でも祖父がいるような気がする。
年末、年始墓参りもして、お墓も掃除をして、花もあげた。
特別長いこと墓参りしていないわけでもない。

何故祖父は夢にでてきたのだろう?

夢の中で、祖父と一緒に畑の手入れをしていた。
畑の手入れが終わり祖父と一緒に家に戻ると、ふと自分が祖父が亡くなったことを思い出す。
すると、いつの間にか祖父はいなくなっておりそこで目が覚める。
目には涙があふれていた。
嫁からなんで泣いているの?と聞かれた。
自分が夢に祖父がでてきたと言うと、嫁はおじいちゃん何か言いたかったのかなぁと言った。

祖父は自分に畑をやれといいたかったのだろうか?
それとも、もっと農業のことを自分に教えたかったのだろうか?

だが、まだ今は仕事をしているため農業はできない。
祖父の畑のある田舎までは今住んでるところから車で二時間半はかかる。
とてもじゃないが、仕事が終わってから畑仕事することはできない。
休みの日も、往復5時間かかったら畑仕事もできる時間がだいぶ少なくなり、できることも限られてくる。
何よりも毎週帰らないと草むしり等とても畑の手入れはできない。
まだ子供達も小さいので毎週帰って農業するのはまだ無理かな…

田んぼのほうは毎年田植えをしているけど、去年までは植えるだけで、田んぼの水の管理は祖父が時々みてくれていた。
今年はどうすればいいのやら…

使わないと田んぼも畑もどんどん痩せていくだろうな。
田んぼだけでもなんとか、今年も田植えをしよう。

周りにも同じような境遇の人は多いのかな?
祖父がトラクターや田植えの機械を買っていたから、農業ができる。
もし、機械が壊れてしまったら買ってまで自分で農業を続けるだろうか?

そうなった時に今日の夢を思い出せるように覚えていたい。
きっと祖父はいつまでも祖父の家、田んぼ、畑を守れと言いたかったのだろう。

夢でも久しぶりに祖父に会えてよかった。
まだ小さい子供達も、大きくなっても記憶の片隅にでも祖父のことを覚えてくれているといいな。