医療材料
気管支切開カニューレ
気道カニューレの目的
気道の確保
喀痰の吸引
長期人工呼吸管理
気道カニューレの種類
カフ無し単管:気道確保と喀痰吸引
カフつき単管:誤嚥性防止と発生
カフつき複管:人工呼吸、肺炎予防、発声、会話
胃瘻カテーテル
胃瘻カテーテルの種類
ボタン型バルーン
チューブ型バルーン
ボタン型バルーン
チューブ型バルーン
ボタン型は取付時痛みがあるので小児にはバルーン型を選択することが多い。
経腸栄養のコネクターはメーカーが異なっても使用可能だが、点滴等とは間違わないよう異なるサイズになっている。
蓄尿バッグは患者より低い位置に設置
バルーンカテーテルは清潔操作で行う
褥瘡(創傷被覆材)
ハイドロジェル・ドレッシング剤
デブリードマン効果、上皮形成の促進、また疼痛緩和作用があります。
(ビューゲル、グラニュゲル、イントラサイトジェルシステム)
アルギン酸塩被覆材
止血効果を有する
(アスキナソープ、カルスタット、ソーブサン、クラビオFG等)
ポリウレタンフォーム・ドレッシング剤
(ハイドロサイトプラス、ハイドロサイトADプラス)
ハイドロコロイド・ドレッシング剤
外気中の酸素を遮断し、代償的に創部の毛細血管形成を促進
湿潤環境保持の効果が最も期待できるドレッシング
(デュオアクティブ、コムフィール、アブソキュア−ウンド等)
ポリウレタンフィルム・ドレッシング剤
出血を伴わない創面、浅い褥瘡、あるいは水泡の保護等に使用
(オプサイト、3Mテガダームトランスペアレントドレッシング、パーミエイドS等)
ハイドロポリマー
陥凹した形に合わせて突出し、創面に柔らかくフィットする
(ティーエール等)
感染創
被覆材に使用はNG
殺菌による感染コントロールや壊死組織の除去を優先
使用材料:カデックス、ケーベンクリーム、ユーパスタ等
壊死組織がある創
壊死組織融解の促進
使用材料:イントラサイトジェルシステム等
ポケット/空洞を有している創出血がみられる創
使用材料:アルゴダーム、アルジサイト等
肉芽形成期から表皮形成される次期
過剰な滲出液の吸収、感染コントロール
使用材料:ハイドロサイト、デュオアクティブ等
表皮形成の次期
適切な湿潤環境の提供
使用材料:レプリケアライト、デュオアクティブ等
原則3週間限度で保険請求可
処方された被覆材は高度管理などは不要だが、自費での購入には医療機器のクラス分類によって販売規制の対象となります。